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音楽配信サービス「mF247」、ひろゆき氏の下で再始動--「ニコニコ色は出したくない」

永井美智子(編集部)2009年03月26日 12時52分
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 に・よん・なな・みゅーじっく(247MUSIC)が運営する動画配信サイト「mF247」が3月25日、「mF247 Episode2」としてリニューアルオープンした。ニワンゴ取締役管理人である西村博之氏(ひろゆき)との共同運営となり、動画コミュニケーションサービス「ニコニコ動画」とも連携する。ただし、西村氏は「ニコニコ動画が苦手というアーティストもいると思う。ニコニコ色はあまり出したくない」とも話しており、独立性は維持したい考えだ。

 mF247は元ソニー・ミュージックエンタテインメント代表取締役社長の丸山茂雄氏が中心となって2005年に開設されたインディーズアーティスト向けのサイト(詳細は記事「『音楽配信発のビッグアーティストを生み出したい』--丸山茂雄氏の挑戦」に掲載)。経営難から2008年8月に運営権をYahoo!オークションに出品し、西村氏が1000万1000円で落札していた。

 mF247 Episode2ではアーティストの楽曲をMP3で無料ダウンロードできるようにするのに加えて、ニコニコ動画で楽曲を配信する。アーティストがmF247 Episode2に楽曲を登録し、その楽曲が審査を通過すると、自動的にニコニコ動画内の「mF247チャンネル」に公開される。ニコニコ動画内ではユーザーがコメントを書き込むことが可能だ。楽曲のみ申請された場合にはジャケット画像のサムネイルが、アーティストのプロモーションビデオが申請された場合はその動画が公開される。

mF247 Episode2 「mF247 Episode2」
mF247チャンネル ニコニコ動画内の「mF247チャンネル」

 西村氏はmF247がこれまでうまくいかなかった理由について、「(運用)コストが高かったという点がいちばん大きい」と分析。mF247 Episode2自体の機能を楽曲のダウンロードとアーティストページに絞り、「月額1万円のさくらインターネットのサーバ2台で運用する」(西村氏)という徹底したローコストオペレーションで収益改善を図る。「楽曲はメールアドレスを登録しないとダウンロードできないようにした。わざとハードルを上げて、ダウンロード数が増えない(サーバに負荷がかからない)ようにしている」(西村氏)

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