キヤノン、家庭・SOHO向けインクジェット複合プリンタ新モデル、ADFを搭載

 キヤノンは3月24日、インクジェットプリンタ「PIXUS(ピクサス)」シリーズの新製品として、自動両面原稿送り装置(ADF)を搭載した「PIXUS MX860」を4月上旬に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は3万5000円前後の見込み。

 「PIXUS MX860」は、コピー、スキャナ、ファクス、パソコンを使わずに写真プリントができる機能などを搭載した家庭やSOHO向けのインクジェット複合プリンタ。ADFや自動両面プリント機能を備えたことが特徴。ファクスの誤送信を防ぐ機能や、無線LANも搭載している。

 「PIXUS」のプリントヘッド技術「FINE(Full-photolithography Inkjet Nozzle Engineering)」を採用したほか、最高9600×2400dpiの高解像度や最小1ピコリットルの極小インク滴、5色インクシステムなどにより、高画質なプリントができる。印刷速度は、A4カラー原稿が毎分約5.6枚、モノクロ原稿が毎分約8.4枚。

 本体サイズは、幅491×高さ226×奥行き437mm、重さ約11.8kg。2.5型液晶モニタを搭載している。

キヤノン=http://canon.jp/

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