ソニーは3月25日、デジタルフォトフレーム「S-Frame」シリーズにおいて、新製品4機種を発表した。X、D、Aシリーズと商品を3ラインに拡充され、TruBlack液晶搭載などハイエンドモデルが登場する。
全機種に電源を切った画像の次の画像から再生を開始する機能を装備。6パターン用意されていた時計・カレンダー表示デザインは17パターン(Aシリーズは13パターン)にデザイン数を増やしたほか、128Mバイトから2Gバイトまで内蔵メモリ容量が強化された。
メモリーカードはメモリースティック、SDカード、xDカード、コンパクトフラッシュ(Aシリーズのみ不可)に対応しており、JPEG、TIFF、BMP、RAWデータを再生できる。
最上位機種となるXシリーズには「DPF-X1000」(X1000)、「DPF-X800」(X800)の2機種をラインアップ。機能面での差はないがX1000は、1024×600ドットの10.2インチ液晶を、X800は、800×480ドットの8インチ液晶を採用している。
ともに新開発の「TruBlack液晶」を搭載しており、黒の表現力を向上させたとのこと。これは液晶とフィルムの間に特殊樹脂を貼ることで実現した技術で、2008年モデルに比べ15倍のコントラスト比が可能になるという。
本体には明るさセンサーを備え、部屋の明るさを検知しバックライトの発光を制御さえるほか、待機電力を0.07Wにまで落とせる省エネスイッチを装備。曜日別、時間別設定が可能なスケジューラーも採用し、時間単位でのオン、オフ設定が可能だ。
こうした取り組みにより、X1000では最大約50%の、X800では最大約30%の省エネ化が図られたとのことだ。両機種ともに内蔵メモリは2Gバイトを用意。HDMI出力にも対応する。ボディカラーはブラックとウッディー&ブラックの2色を揃える。
中級機となるDシリーズ「DPF-D72」には、7型のクリアフォトWVGA液晶を採用。Bluetooth、HDMI出力などを省き、使いやすさにこだわったモデルとのこと。ボディカラーはブラックとホワイトの2色。
Aシリーズ「DPF-A72」は、Dシリーズ同様に7型の液晶パネルを採用。ただし、解像度は480×234ドットのQVGAクラスとなる。スライドショー8パタン、時計・カレンダー表示13パターンと中上位機に比べ、バリエーションが抑えられている。
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