いざというときに備えてストックをしておきたい家庭用常備薬だが、ネットユーザーはどのような医薬品を常備しているのだろうか?30代から50代の男女409名に意識調査を実施、回答を集計した。
自宅に医薬品を常備している人は全体の73.1%。男女別に見ると、女性の86.6%が常備しているが、男性では22.5ポイント低い64.1%にとどまった。常備している医薬品は「風邪薬(78.9%)」「絆創膏(76.6%)」「胃腸薬(72.2%)」「頭痛薬(65.6%)」「目薬(56.2%)」が半数以上の回答を得て上位に。
女性は「胃腸薬」以外の項目で男性よりも数値が高く、特に「鎮痛剤(58.5%)」「うがい薬(47.9%)」の差が大きかった。
また、同じ種類の医薬品を2種類以上常備しているのは全体の50.8%で、女性では57.0%もの人が複数常備していることがわかった。複数常備しているのは「風邪薬(63.2%)」が2位の「胃腸薬(38.8%)」「絆創膏(38.8%)」に多きな差をつけトップ。他、「目薬(38.2%)」「頭痛薬(30.3%)」が30%を超えた。
男性で回答が多かったのは「風邪薬(69.0%)」と「胃腸薬(43.7%)」で、女性は男性に比べて「胃腸薬(34.6%)」の数値が低く、「絆創膏(40.7%)」「目薬(40.7%)」が上位に入った。また、69.0%が常備していた「頭痛薬(34.6%)」と、58.5%が常備していた「鎮痛剤(29.6%)」を複数常備しているとの回答が男性に大きなポイント差をつけていた。
世代別に見ると、40代は「目薬(43.8%)」や「鎮痛剤(27.1%)」、50代は「胃腸薬(51.4%)」がそれぞれ他の年代よりも高かった。
なぜ同じ種類の医薬品を2種類以上常備しているのかを自由回答で教えてもらったところ、「家族によって好み・効く薬が違う」「症状によって使い分ける」「携帯用」との意見が多かった。
具体的な症状別の使い分け方法は、目薬を「花粉用、ものもらい用、充血用と使い分けている」や、頭痛薬を「そのときによって効いたり効かなかったりするので違うタイプのを用意している」としている回答があった。
また、「連続使用で効きがが悪くなるので」「いつでも手の届くところにないと不安になるから」や、「置き薬を2社と契約している」といった理由もみられ、2種類以上の医薬品を常備する目的はさまざまなようだ。調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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