カシオ計算機は3月17日、高速連写とハイスピードムービー機能を搭載したコンパクトデジタルカメラ「HIGH SPEED EXILIM EX-FS10」を3月27日から順次発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は4万5000円前後の見込み。
08年に発売したハイエンドモデル「EX-F1」と「EX-FH20」の廉価版で、30枚/秒の超高速連写、最大1000fpsのハイスピードムービー機能を搭載した。
ハイスピードムービーは、1000fps(224×64)、420fps(224×168)、210fps(480×360)から選択して撮影可能。また、通常の30fpsでの動画撮影中にボタンひとつで210fpsの高速撮影へ切り替えるモードも搭載する。
そのほか、被写体の素早い動きをモニタにスローで表示しながらシャッターを押せる「スローモーションビュー」や、連写した画像の中から、いい表情の1枚だけを自動でセレクトする「いち押しショット」など、高速連写を生かした機能を備える。
35mmフィルムカメラ換算で38−114mmの光学3倍ズームレンズ、2.5型液晶モニタを搭載。内蔵メモリは31.9MB、外部メモリはSD/SDHCカードに対応する。電源は専用リチウムイオン充電池。カラーはホワイト、レッド、グレーの3色。本体サイズは幅97.1×高さ59.4×奥行き16.3mm、重さは約119g。
なお、カシオでは「EX-FS10」を含めた同社製品を、3月26−29日に東京ビッグサイトで開催されるアジア最大級の写真・映像の総合展示会「フォトイメージングエキスポ2009」に出展する。
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