フラッシュメモリメーカーSanDiskの株価が米国時間3月13日午前、急騰した。サムスンと東芝が同社の買収を検討しているとの憶測が流れたためだ。
EETimesの報道を受け、SanDisk株は11%上昇し、1株あたり11.05ドルで取り引きを終えた。
匿名の情報筋からの話を引用したEETimesの記事によると、2008年に買収提案に失敗したサムスンと、合弁会社を通じてSanDiskと共同生産をする東芝の両社がSanDiskの買収を検討しているという。
サムスンが2008年に買収提案をしたときには、買収額として58億5000万ドルが提示されていた。SanDiskは1株26ドルという額は適切ではないとして、サムスンの提案を撤回した。
2008年10月になると、サムスンは買収提案をした6カ月の間に進捗がなかったとして提案を撤回した。
SanDiskの広報担当は13日、本件に関するコメントを拒否した。サムスンと東芝の両社からも即座のコメントは得られなかった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス