ドリームゲートグランプリ、リブトの後藤広明社長が受賞--医療のノウハウを動画で提供

 プロジェクトニッポンは3月11日、有望な事業プランを立案・実行している起業家を表彰するDREAM GATE GRANDPRIX 2009を開催した。大賞を受賞したのは医療関連の映像情報をインターネットで配信し、医師の学習・教育に役立てる事業を発表したリブト代表取締役の後藤広明氏だった。

 後藤氏は、自分自身が医師として働いてきた経験を踏まえ、新しい医療技術の習得が必要であることを痛感していた。ところが、「医師は日常の診療業務に忙殺され、なかなか学習のための時間をとりづらい」のが現状。

 そこで、空き時間にパソコンで動画を見て学習する手段を提供する事業に商機があると判断した。動画だからこそ、内視鏡の使い方など、その日から使える実用性の高いノウハウが分かるという。同社が提供する動画配信サービスは、すでに個人の医師による利用実績があるという。

DREAM GATE GRANDPRIX 2009受賞者 DREAM GATE GRANDPRIX 2009の受賞者たち。中央がリブト代表取締役の後藤広明氏

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