インフォテリア・オンラインは3月11日、オンライン付せんサービス「lino」をバージョンアップし、「lino '09」として提供を開始した。ユーザーインターフェースを改善したほか、ファイルのアップロードや付せんの検索、エンベッド機能などを追加。さらにオプション機能を利用できる有料会員プランを用意した。
linoはブラウザ上で利用できる付せんサービス。オンライン上に表示された「キャンバス」に付せんによるメモややること(ToDo)、画像、動画などを貼り付けられる。2008年4月にサービスを開始し、同8月には友人間でキャンバスを共有できる「グループ機能」などを追加している。サービスは日本語だけでなく、英語のほか中国語や韓国語でも提供している。
これまで技術者やネットのヘビーユーザーを中心に注目を集めていた同サービス。最新版ではライトユーザーの利便性を高めるべく、ユーザーインターフェースを一新している。これまで提供していた管理画面「ダッシュボード」を廃止し、新たに「マイページ」を用意。ユーザーが管理するキャンバスや参加しているグループ、ToDoなどを一覧できるようにした。さらに友人リスト機能については、グループキャンバスや付せんの送付などで重み付けをして、自動的に表示するように変更した。
また、SSL通信やサポートにも対応する有料ユーザーを用意した。料金は月額315円となっており、決済にはPayPalを利用する。
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