ネットブックPCの人気で2.5型HDDの出荷が2008年は2割増--JEITAまとめ

 社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は、「2008年情報端末関連機器の世界・日本市場規模および需要予測」を発表した。

 まとめによると、世界市場における2008年の出荷台数は、ディスプレイが1億6280万4000台(前年比±0%)、ハードディスク(HDD)装置が5億2495万6000台(同6%増)、光ディスク装置が3億1193万台(同1%増)。このうち特に目立った増加を示したのは、20%増の2.5型HDD装置。これは小型のネットブックPC人気に後押しされたものと見られる。

 一方、プリンタの市場規模は、1億2611万8000台で、前年比4%の減少。機種別では、ページプリンタが前年比94%の2293万台と、はじめてマイナス成長になったのをはじめ、ドットプリンタが273万台(同97%)、インクジェットが8974万台(同95%)と軒並み前年を下回った。

 2011年の市場は、ディスプレイ、プリンタ、HDD、光ディスク装置のいずれも2008年実績を上回ると予測。特にBlue-ray Disc記録再生装置の出荷台数は2550万台と予測しており、2008年実績の120万台から約21倍増を見込む。

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