利用できる空間は、自分の部屋と街、ほかのユーザーの部屋の3分類。部屋にはインテリアを設置し、飾り立てることができる。街としては渋谷や浅草、代々木などが用意されている。それぞれ人数制限があり、どこもかなり混雑しているようだ。実際の街をベースにしている点で、今後は携帯電話の位置情報などを活用し、リアルとの連動も考えられているのかもしれない。
アバターアイテムの購入には、Amebaの各サービスで利用できる仮想通貨「アメゴールド」のほか、アメーバピグ専用の仮想通貨「アメ」を利用する。アメを利用することで、アバターのデザイン変更やスクラッチカードを使ったアイテムの入手なども可能になる。アメは、ほかのユーザーから「グッピグ」と呼ばれるアバターへの評価をもらうことで獲得できるほか、ログインやアバターの着せ替えなどでも入手できる。
またSNSのように「ピグとも」という友人を作ることもできる。ほかのユーザーとのコミュニケーションはチャットで行う。隠しコマンドも用意されており、「/min」を入力すると小さくなることもできる。また、「うれしい」「おじぎ」などのアイコンを組み合わせれば、アバターの動作が変わる。このような動作は今後、ショップなどでも購入できるようになってくるのだとか。
将来は芸能人などの参加も予定しているとのこと。これが本当に実現されるかどうかわからないが、アメブロの資産を活用し、さらにアメブロにリバレッジをかける有効な施策となるかもしれない。
なお、ピグという名前の由来だが「サイバー・バズ社長のブログ」によると「新卒の女の子にピグっていうアダナの子がいてその響きが今回のサービスっぽいのでこれでいこうということになたらしいですよ」とのこと。
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