IPTV普及の鍵はネットの広告配信手法が握る - (page 3)

執筆:金澤大輔 アドバイザー:福島慎一 監修:海老根智仁(株式会社オプト)2009年02月20日 17時35分
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最後に

 私自身、テレビの制作に携わっていた時は視聴率が番組評価のすべてでした。オンエアした翌日には朝から視聴率表にかじりついていたものです。当然広告主にとっても、視聴率とGRPがTVCMの最も重要な指標の1つだったと思います。

 しかし、ネット技術がテレビに応用され、前述のようなネット同様の広告配信が行われるようになれば、TV広告においても視聴率やGRPのほか、視聴時間やクリック率、アクション貢献度などといったアクティブかつリアルな数字を組み合わせることができ、より複合的な視点で効果測定を行うことができるようになるでしょう。

 また、上記が実現されれば、視聴者の動向等も詳細まで把握することができ、今以上の視聴者のニーズに応えられるテレビ番組や広告が誕生するかも知れません。

 インターネットの世界の技術をもっと採用することでIPTVをより高度化し、将来的にはテレビ業界全体を変革させるような劇的な変化を期待したいものです。

 すでにGoogleやMicrosoftなど大手が、インターネット技術のIPTVプラットフォームや配信技術への応用を試みていますが、日本国内の通信と放送間での規制緩和と各業界のわだかまりさえ解決されれば、変化は一気にやってくるかもしれません。

金澤大輔

株式会社オプト

営業7部 部長

大学卒業後、テレビ番組制作会社に就職、ADとして番組制作に従事。退職後、2005年9月にアカウントエグゼクティブとしてオプト入社。営業経験、パソコンスキルもないため、悪戦苦闘する毎日を過ごす。

2006年7月:06年上期オプト納会準MVP受賞
2007年7月:07年下期オプト納会MVP受賞
2008年1月:営業本部 営業7部部長(現在に至る)

好きな言葉は「継続は力なり」

福島慎一

株式会社オプト

経営戦略部

外資系光学機器メーカーを退職後、渡米。カリフォルニア州立大学サクラメント校を卒業後、2005年1月(株)オプト入社。マーケティング部配属となり、ネット広告全般のプランニングや調査など経験。現在、経営戦略部に所属し、海外の市場動向を探る。

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