東芝は2月17日、富士通のHDD事業を譲り受けることで基本合意に達したと発表した。2009年度第1四半期を目標に譲渡を完了するとしている。譲渡対象となる富士通のHDD事業は、今後設立される新会社に移管されるとのことだ。
東芝はこの新会社のうち約80%の株式を取得。富士通は譲渡後一定期間は20%未満の株式を所有するが、その後は東芝が100%子会社にする予定だという。
今回の合意により、富士通および同社関係会社が国内外に持つHDD事業の設計、開発、製造、販売等の機能を東芝は取得することになる。
富士通では1月にHDD用ヘッド事業から撤退を発表していた。
東芝は2015年にはHDD市場全体において20%以上のシェア獲得を目指すとしている。
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