富士通は1月27日、ハードディスク(HDD)用のヘッド事業を3月31日をもって終息することを決定したと発表した。ヘッド事業は長野工場が手がける事業の1つで、関連従業員は約360名。富士通では「HDD用ヘッド事業に従事している従業員は、当社グループ内で再配置を進めていく予定」としている。
また長野工場に関しては、現在の主力事業であるサーバや通信機器向けのプリント基板事業を中心に今後も事業を継続していくとのこと。
富士通は今回のHDD用ヘッド事業の終息にあたり、2008年度第3四半期の連結決算において設備関連で約50億円の特別損失を計上する予定としている。
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