Microsoftは米国時間2月5日、4件のセキュリティアップデートを10日に公開する予定であると発表した。これには、「Windows」「Internet Explorer」「Microsoft Exchange Server」を対象とする「緊急」レベルの脆弱性に対するアップデート2件が含まれている。
事前通知によると、「緊急」レベルのアップデート2件のうち、「Internet Explorer」向けは「Internet Explorer 7」「Windows XP Service Pack 2」「Windows XP Service Pack 3」および「Windows Vista」「Windows Vista Service Pack 1」などが対象に、Exchange向けは「Microsoft Exchange 2000 Server」「Microsoft Exchange Server 2003」「Microsoft Exchange Server 2007」が対象になる予定だという。
その他の「重要」レベルのアップデート2件は、「SQL Server 2000」「SQL Server 2005」「Microsoft Office Visio」などが対象となる予定。これらの脆弱性によって、攻撃者が遠隔地からパッチの行われていないシステムにコードを実行する恐れがある。
Microsoftは「Patch Tuesday」(同社が最新パッチを公開する毎月第2火曜日)にセキュリティアップデートを公開する。同社は顧客に事前通知を行い、対象となるソフトウェアに関して警告するが、不正なコードが開発されることを防ぐため、詳細は明らかにされない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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