ngi groupは同日、2009年3月期第3四半期の決算を発表している。同社の連結業績は売上高が前年同期比42.3%増の69億900万円、営業利益が同54.7%増の17億8900万円、四半期純損益が3400万円の赤字となっている。
インターネット関連事業では連結子会社となったフラクタリストやRSS広告社の事業が好調だったことなどが寄与し、売上高が29億500万円(前年同期比87.0%増)、営業利益が1億9200万円(前年同期は2000万円の赤字)となった。また、投資事業もファンドの成功報酬や有価証券の売却益などがあり売上高は39億5900万円(同29.5%増)、営業利益は24億円(同24.5%増)となった。
3Diが手掛ける3Dインターネットなど、その他事業は売上高が4400万円(同81.7%減。なお、2008年3月期は子会社数社の連結業績であったが、今期は3Dインターネット事業のみを同セグメントで扱っている)、営業損失が1億900万円(前年同期は1億1300万円の赤字)となった。
あわせて同社は、特別損失の計上と業績予想の下方修正も発表している。2008年5月の前回予想から営業利益を9億5000万円低い17億5000万円に、経常利益を13億5000万円低い12億円にそれぞれ修正した。当期純利益については当初11億1000万円を見込んでいたが、3億6000万円の赤字転落となる。また株主への配当予想に関しても無配に修正している。
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