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「Gmail」の今後--プロダクトマネージャーに聞く

文:Josh Lowensohn(CNET News.com) 翻訳校正:川村インターナショナル2009年01月20日 07時30分
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 先週に入って「Gmail」のプロダクトマネージャーであるTodd Jackson氏とGmailの今後についてじっくりと話し、Gmailチームが水面下で取り組んでいることが明らかになった。その中から興味を持っていただけそうな話題を5つお届けする。

1.新しいテーマが間もなく登場--ユーザーによるデザインも

 2008年11月下旬にGmailのテーマ設定機能が開始されてから新しいテーマの追加はなかったが、Jackson氏によると、近々スキンが追加されるという。「テーマの種類は常に増やしていきたい。ユーザーもそれを望んでいる。しかし、どのように提供していくか具体的にはまだ分からない。われわれが選んだ30のテーマは、Gmailによく合うようデザインされたものだ」

picture1 提供:CNET Networks

 Jackson氏によると、Googleのカスタマイズ可能なスタートページである「iGoogle」で実施したように、サードパーティーにデザインプロセスを開放するかどうかでチームの意見が分かれたという。

 「今までのやり方を続けていくことも考えたし、他者にプロセスを開放して(デザインできるように)しようとも考えた」。チームがちゅうちょしていたのは、Gmailの設計によるところが大きい。これがスキンの設定を手の込んだ作業にしている。「Gmailの構造は、すべてJavaScriptで記述されたアプリケーションである。全く別物だ。テーマは詳細レベルまで、かなり深く掘り下げて設定した」

 複雑だからといって、Gmail設計者がユーザーに独自のテーマをデザインさせないという意味ではない。自分だけのテーマをデザインするためのツールがいつかできるのかとしつこく質問すると、Jackson氏は、一番近いものとして、Gmailのラベルで使用されているカラー選択機能に似た、Gmailの各要素のカラーを選べるツールが提供されるかもしれないと答えた。

 新しいテーマの公開時期について、Jackson氏は言おうとしなかった。しかし、不合格品や初期のモックアップをちらっと見たところ、格子縞のものがいくつか含まれていた。木こりやゴルファーが喜びそうなデザインだ。

2.iPhone向けGmailアプリの開発はまだ

picture2 現在Gmailを使用できるのはSafariとMail.appのみ
提供:CNET Networks/Josh Lowensohn

 「iPhone」に内蔵の「Mail」アプリケーションにうんざりしていて、「Android」やJ2ME対応の携帯電話のようにネイティブのGmailアプリケーションがあればと願っている人は、まだしばらく待たなければならない。「作成する可能性はある。しかし、『Palm』や『BlackBerry』向けにも作らないといけない。プラットフォームごとに時間がかかる」(Jackson氏)

 携帯電話用のGmailは今後、改善された3G対応やHTML 5などの新規格が中心となり、それにより携帯電話用ブラウザでのGmailの使いにくさを軽減すると、Jackson氏は考える。「ウェブに合わせて設計し、クライアントのようなエクスペリエンス、つまり現在PCのブラウザでGmailを使用しているのと同じようなエクスペリエンスを提供できたら、良いものになるだろう」

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