キヤノンは1月15日、ビデオカメラ「iVIS」(アイビス)の新製品としてハイビジョンモデル「HF S10」「HF20」2機種とスタンダードモデル「FS21」1機種の計3機種を発表した。新映像エンジン「DIGIC DV III」を採用し、あらゆるシーンの撮影に対応するという。発売はFS21が1月下旬、HF S10とHF20が2月中旬となる予定。価格はオープンだ。
全機種フラッシュメモリーとSDメモリーカードスロットを搭載したダブルメモリーモデルとなる。
ハイビジョンモデルとなるHF S10とHF20は、従来機同様にAVCHDで最高画質となる24Mbps記録に対応。新開発の映像エンジンDIGIC DV IIIをはじめ、HD CMOS、HDビデオレンズなど、「新・キヤノン フルHDシステム」を採用することで、高画質撮影をサポートするという。
撮像素子は、HF S10が総画素859万画素の1/2.6型CMOSセンサー、HF20が総画素389万画素の1/4型CMOSセンサーを搭載している。
「フェイスキャッチテクノロジー」により、被写体の顔を追尾しピントを合わせる顔追尾機能を内蔵したほか、顔検出されたカットをサムネイル表示する「顔ジャンプ」、顔があるカットを時間順にサムネイル表示する「顔タイムライン」など、再生時でも顔検出をいかした機能を搭載する。
また、独自機能として1ショット約4秒のショートムービーを撮影する「ビデオスナップ」機能を装備。約4秒で自動的に録画がストップするため、編集したような作品を作ることができる。こちらの映像にはBGMをつけることも可能だ。
スタンダード画質モデル「FS10」は、総画素107万画素の1/6CCDを採用。16Gバイトの内蔵メモリーを備える。高さ59mm×幅52mm×奥行き121mmのコンパクトボディで、重量は225g。アドバンスドズームは最大48倍となる。
クイックチャージ機能を内蔵し、約10分の充電で約30分の撮影が、約20分の充電で約60分の撮影が可能だ。
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