Android対応携帯電話に標準搭載されているブラウザ
GoogleのAndroidブラウザ(Chrome Liteと呼ばれることもある)はWebKitをベースにしているため、直感的で使いやすい点など、どこかiPhone用のSafariを連想させるところがある。このウェブブラウザは、Googleがブラウザ市場に進出するための唯一の武器ではない(PC用のウェブブラウザであるChromeが2008年9月にリリースされている)にしても、Chrome Mobileとも言うべき完全なものはまだ存在していない。Androidブラウザは現在、HTCのG1上でしか利用できないが、Androidベースの携帯電話が増えていくにつれて、これが普及していくことは明らかである。
特徴
* アプリケーションのダウンロードはバックグラウンドで行われるため、ウェブ閲覧の邪魔にならないようになっている。
* リンクをクリックすると自動的に新たなウィンドウが開き、すべてのウェブページが個別の画面上で小さなウィンドウとして表示されるようになっているため、一度閲覧したウェブページを簡単に再表示させることができる--これはタブブラウジングに対するニーズに携帯電話向けの方法で対応したものであると言える。
* 指先でスクロールすることができる。
* 横画面モードでの表示がサポートされている。
欠点
* Flashやストリーミングビデオがサポートされていない。
* 仮想キーボードを使用することができない。
* (現在発売されているG1では)カット&ペーストができない--ただし、この機能はAndroidのCupcakeブランチで実現されている。
提供:silicon.com