NEC、「VALUESTAR」「LaVie」「Lui」に新モデル--ハイビジョン録画機能を強化

 NECとNECパーソナルプロダクツは1月13日、個人向けPC「LaVie」および「VALUESTAR」シリーズ9機種45モデルと、ホームサーバ・クライアントソリューション「Lui」のPCリモーター2機種6モデルを、1月15日から順次発売する。

 LaVieとVALUESTARシリーズでは、デジタル放送をフルハイビジョン画質のまま、従来比約6倍の長時間録画を実現したモデルや、Blu-ray Disc搭載モデルの拡大などハイビジョン対応の強化が特徴だ。

 VALUESTAR 3モデルには、デジタル放送をリアルタイムにMPEG-4 AVC/H.264規格で圧縮する専用LSIを搭載。これにより、BS、110度CSデジタルハイビジョン番組を1920×1080ドットのフルハイビジョン解像度のまま、従来の約6倍にあたる長時間録画ができるという。

 ハードディスク(HDD)に最長約528時間分の録画番組をフルハイビジョン解像度で保存できるとともに、Blu-ray Disc(片面2層)には約27時間、DVD-RAMには約2.5時間分の番組を保存できるとのことだ。

 VALUESTAR Wおよび、VALUESTAR L(VL770/SG)には、地上、BS、110度CSデジタルハイビジョンTVチューナを2基搭載し、2番組同時録画やTVを視聴しながらの裏番組録画も可能だ。TV機能搭載モデルには、録画したデジタル放送番組を編集できる機能を搭載し、データ容量を節約しながらBlu-ray DiscやDVD-RAMに保存できる。

VALUESTAR Wおよび、VALUESTAR L 「VALUESTAR W」(左)、「VALUESTAR L」(右)

 また、Blu-ray Discドライブ搭載モデルを従来の4モデルから8モデルへ拡大し、HDMI出力端子はLaVie12モデルに搭載。AVCHD対応モデルはエントリーモデルのLaVie L(LL370/SG)にも拡大させ、全45モデル中31モデルで対応した。

「LaVie L」 「LaVie L」

 さらに基本性能の強化として、フルハイビジョン映像の視聴や編集用途を考慮し、LaVie LやVALUESTAR Wなど主力モデルを中心とした18モデルに大容量4Gバイトメモリを搭載、9モデルに高速なDDR3規格に対応したメモリを採用した。約2TバイトのHDD搭載モデル(VR930/SN)や、約1Tバイト搭載モデルもラインアップしている。

 ホームサーバ・クライアントソリューションLuiにおいては、最上位モデルにWindows Vista Ultimateを採用し、リモートデスクトップに対応した。自宅の高性能デスクトップPCを宅内外で遠隔利用できる「PCオンデマンド」の利用環境を拡大し、使い勝手の向上を図った。PCオンデマンドを実現する、デスクトップPC用拡張ボードとPCリモーターをセットにした「PCリモーターサーバボードセット」も用意されている。

「Lui RN」(左)、「Lui RP」(右) 「Lui RN」(左)、「Lui RP」(右)

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