Googleの「Google Chrome」開発チームは、この若いオープンソースブラウザについて新たな取り組みの状況を発表した。
米国時間1月8日に出された「Chromium Developer Documentation」の投稿によると、最も重要な変更点として次のようなものが挙げられている。
Chromeは2008年9月に登場したばかりだが、Googleの従来の姿勢とは異なり、12月にはもう正式版をリリースした。ただ、ベータ版の表記がとれたとはいえ、同社は自動的な更新チャネルなどの機能を通じて「果てしなきベータテストと絶え間ないフィードバックループ」に、消えることのない情熱を燃やし続けたいと考えている。
Google Chromeでは、新機能が詰まったX.0のメジャーリリースを12カ月待ってもらうというのではなく、少数の機能でもより頻繁にリリースしていきたい。この方がフィードバックの受け取りと修正を早く行え、新しい改良を準備ができ次第リリースできる。Google Chromeは、サイトやユーザーの使用アプリにおける変化に遅れることなく対応していく、敏捷さを維持していきたいと考えている。
アーリーアダプターは、3種類の更新チャネルから好きなものを選んで登録できる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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