Appleが2009年秋に7インチまたは9インチの「iPod touch」をリリースする可能性があるという。TechCrunchが3つの情報源から得た情報として報じた。
情報源のうちの1人は、新型iPod touchのプロトタイプを手にしたと述べている。また、Appleがアジアの製造業者と大量生産について交渉していると、同記事には書かれている。
サイズからすると、新型iPod touchはiPodというよりもタブレットと呼ぶにふさわしい。タブレットについては何年も前から、Appleが販売するだろうといううわさがあった。
2008年8月には、Appleがタブレット型Macの米国特許を出願していると複数のMac関連サイトが指摘し、多くの憶測が飛び交った。AppleInsiderは、申請ドキュメントに記されたデバイスについて伝えた際、どうやら「iPhone」に搭載されたマルチタッチ機能の多くが、スレート状のタブレットコンピュータに搭載されるようだと報じた。
Apple最高経営責任者(CEO)のSteve Jobs氏も2008年、タブレットやネットブックなど小型デバイスのカテゴリが実際に大きなトレンドになるかどうか注目していることを示唆していた。しかし、Jobs氏は、AppleがAmazon.comの「Kindle」の競合製品を出すという話を即座に否定する様子も見せており、これはAppleがまさにそのような取り組みをしている証しだと解釈されている。
Windowsの世界では、タブレットPCの売れ行きはあまり思わしくなく、PC業界でも関心が薄れつつある。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス