Appleが、タッチスクリーン対応のMacを開発していると、ここ数年間うわさされてきたものの、それと関連した技術の特許をAppleが申請したことにより、ますますその期待が高まっている。
いくつかのMac専門サイトが、米国時間8月28日に報じているように、謎に包まれていたタブレット型のMacにも見える米国特許が出願された。AppleInsiderは、申請ドキュメントに記されたデバイスについて伝えており、どうやら「iPhone」に搭載されたマルチタッチ機能の多くが、スレート状のタブレットコンピュータに搭載されるようである。
この数年間、Appleは、マルチタッチユーザーインターフェースに着目していることから、同社が、iPhoneやiPod touchよりも大きい、もっとパワフルなコンピュータでも、同じようなインターフェースを採用してくる可能性を巡る憶測が、数多く飛び交ってきた。しかしながら、問題となるのは、すでにAppleが、この分野へ以前にも進出を試みたことがあるという点である。筆者は、ある関連する特許が、2005年に申請されたのを発見しており、他のサイトでは、今回の申請特許が、2年前にもAppleが申請した特許技術と類似しているとのニュースが掲載された。
Windowsの世界では、タブレットPCの販売は、それほど思わしいものではなく、そのコンセプトも今となっては、PC業界の注目から、すっかり外れてしまっている。この兆候は、ハードウェアに十分に見合う、最先端のソフトウェアが提供されてこなかった結果でもあるのかもしれないが、ほとんどの人々は、紙のサイズながら、一般的なノートPCと同じ重さになってしまうハンドヘルドコンピュータに、あまり魅力を感じていないようだ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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