そのほか、ブイキューブの「エコMAP」がカルチャー部門審査員応援賞を受賞。同社が提供するビジュアルコミュニケーションサービス「nice to meet you ミーティング」では、出張を減らすことによって削減できたCO2や交通費の量を数値で表示する「ECOメーター」も提供している。
またUSENが運営する「MUSIC TREE」という楽曲販売サイトでは、エコ活動団体に売上の一部が寄付される。
またブログパーツとして苗を育てる「グリムス」というサービスも注目を浴びている。ブログに書き込まれたキーワードによって苗の成長が変化する。大人の樹へ成長すると、実際の森へ苗木を植樹するそうだ。
地球温暖化対策プロジェクト「LEAFBANK」では、ブラウザの検索ツールバーを提供。このツールバーで検索を行った際に発生する広告収益の2割が緑化推進活動に従事するNPO団体などに寄付される。
またBeat Communicationが提供するEco Styleは、環境問題への意識向上と環境活動を促進させるための企業用パッケージ。 エコ活動登録機能、エコアイテム登録機能などが実装されている。
これらはほんの一例に過ぎないが、このようにウェブやEC、ウィジェット、BtoBなどあらゆる分野でエコのトレンドは拡大している。しかしその一方で、これらが実際にどれだけ収益に結びつくのかは未知数だ。2009年には、エコはビジネスとして成り立つのかという点も注目すべきではないだろうか。
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