新興市場に「グリー旋風」が巻き起こっている。停滞相場を打ち破る起爆剤としての役割を見事に果たしており、今後の年末年始相場のけん引役としても期待が高まっている。
12月17日に東証マザーズ市場へ新規上場したグリーの初値は、公開価格3300円を51.5%上回る5000円で初値を形成した。圧倒的な業績成長率と知名度の高さを評価されていたが、市場からの吸収金額が130億円を超える大型上場銘柄である上、株式市場の環境の悪さもあって大きな初値上昇はないとみられていた。
市場予想を上回る初値形成に至った背景には、2010年6月期以降の業績成長率がある。会社側では2009年6月期の非連結1株利益を148円と計画している。その先の業績予想について、国内大手証券では2010年242円、2011年6月期を300円超と示した。
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