Googleが、検索キーワードの入力を始めるとキーワードの候補が提案される「Google Suggest」で、キーワードと一緒に表示される広告のテストを開始した。
Google Suggestは、ドロップダウン式のリストで、想定される検索語句を提供する機能だ。長いキーワードを入力するときは、カーソルを合わせてEnterキーを押せばいいのだから、便利だと筆者は思っている。しかし、Search Engine LandのDanny Sullivan氏が明らかにしたところによると、Googleは一部の人を対象に、Google Suggestのリストの最上位に色違いの文字で検索広告を表示するテストを行っているという。
Googleの説明によると、検索結果の上または右に現れるテキスト広告は、たまたま同社に大きな利益をもたらすものではあるが、今回のテストはGoogleがユーザーの検索体験を総体的に向上させていることを示すものだという。Google Suggestに現れる検索広告が将来の検索体験の向上につながるのかどうか、今のところは不明だ。しかし、Googleはこれまで、売り上げにつながるあらゆる方法をサイトに組み込んできた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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