来年度の政府予算を見据えるこの時期、たばこ税の引き上げ案がいよいよ具体化してきた。政府の方針として1本あたり3円の値上げが検討されているというが、この流れをネットユーザーはどう見ているのか、たばこの値上げに関する意識調査を実施した。有効回答者は20代から40代を中心とする男女465名。うち喫煙者は85名、18.3%。
喫煙者に、もし、たばこが値上げされたら喫煙数に変化はあると思うかと聞いたところ、42.4%が「減ると思う」と回答。「禁煙すると思う」人も2.4%おり、半数近くが増税によって喫煙数は減少すると答えた。
今後の値上げについては、喫煙者の44.7%が「値上げは覚悟している」と回答。「値上げはないと信じている」人は1人もいなかった。
これまでも何度か値上げが実施されてきたことや、世界水準からして日本のたばこ税は低いと評価されている点などから値上げを予想する人も多いのだろうか。しかし半数以上の 55.3%が「これ以上値上げされたら辛い」と回答し、喫煙者の本音を伺わせた。
その一方で非喫煙者の66.1%は、値上げ幅1本当たり3円について「もっと値上げすべき」と回答。半数以上が「これ以上の値上げは辛い」としていた喫煙者とは、対照的な見解となった。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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