データポータビリティ分野の発表が相次いでいる。Googleは米国時間12月15日、参加サイトにさまざまなソーシャルネットワーキング機能を組み込む技術「Google Friend Connect」がTwitterと連携したと発表した。
これは何を意味するのか。例えば、Google Friend Connectに対応するサイトを訪問した際、TwitterのIDを使ってそのサイトにログインできるようになる。また、Googleの公式ブログでも説明されているように、そのサイトを利用している他のTwitterの友だちを探し出すことも可能だ。また、「tweet(つぶやき)」を送って自分の参加を知らせることもできる。
TwitterはMySpaceのData Availabilityサービス(その後MySpaceIDに改称)のローンチパートナーの1社だった。TwitterはまだMySpaceIDをサポートしていないが、MySpaceIDがGoogle Friend Connectに対応していることから、今回のTwitterによるGoogle Friend Connect陣営への参加は、TwitterがまだMySpaceIDと連携する可能性があることの表れかもしれない。
他にTwitterがまだ対応していないデータポータビリティ技術は何か。SNSのFacebookが開発したFacebook Connectである。Facebookは、Facebook ConnectをGoogle Friend Connectの発表日と同じ日に正式に発表した。FacebookはTwitterを5億ドルで買収しようとしたが、失敗に終わったと噂されている。それでも、TwitterがFacebook Connectに対応しないと決め付ける理由はないが、今のところ、TwitterにとってFacebook ConnectはGoogle Friend Connectの単なる代替技術でしかない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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