ソーシャルネットワークFacebookのデータポータビリティプロジェクト「Facebook Connect」のマーケティング活動が続く。同社がアピールするのは、どんなサイトやブログでも導入が簡単だということである。
Facebookの開発者向けブログには、Facebook Connectを導入するための基本的な方法を説明したビデオが掲載されている。Facebookのエンジニアたちは、10分弱の同ビデオについて、インストラクション用に作成したパーツの導入部分に過ぎないと述べる。
サイト所有者やパブリッシャーの支持を獲得することに注力するFacebookにとって、使い易さは重要だ。データポータビリティの市場にはOpenIDや先ごろローンチしたMySpaceIDのような他の選択肢もあるが、Facebookは、ソーシャルネットワーク分野以外の人たちにConnectがクリーンでシンプルな選択肢であることをアピールしている。事実、技術に詳しいわけではないメディア関連企業というのは、たくさん存在する。Facebookは、他のサービスがさほど分かり易くないという点で、有利な位置につけている。
米CNETのログインシステムも先週、Facebook Connectに対応した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス