いわゆるスマート充電テクノロジも電気自動車の普及に必要なインフラストラクチャだ。
General Motorsとスマートグリッドの新興企業GridPointは米国時間12月3日に、グリッドに接続された電気自動車の充電レートやその他の可変要素を電力会社が遠隔操作で変更できるアプリケーションを実演した。
このデモンストレーションでは、GridPointの従業員がミシガン州にあるGeneral MotorsのVolt研究所にダイヤルし、充電レートを1200ワットに変更した。
このようなリモートコントロールは不可欠であると考えられている。電力会社はリモートコントロールでグリッドの負荷を均等にできるからだ。電力会社がリモートコントロールを活用することにより、電気自動車に伴う需要を満たすための発電所の建設や、環境を汚染する補助的な発電所の使用を回避できる可能性もある。
GridPointでは、多くの車のバッテリに蓄えられている待機電力を電力会社が利用できるテクノロジも開発中である。
提供:Martin LaMonica/CNET Networks