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アクセス解析の罠--ユーザー行動観察調査の併用による解決 - (page 3)

中村佳史(ビービット)2008年12月05日 18時52分
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ROIの高いサイト改善手法「アクセス解析×ユーザー行動観察調査」

 仮説の精度を高めるために、ビービットではユーザー行動観察調査の併用を推奨しています。アクセス解析とユーザー行動観察調査とはその特徴や、検証可能な頻度が異なり、お互いを相互補完する関係にあります。以下、簡単に2つの手法の特徴を整理しました。

アクセス解析、ユーザー行動観察調査のメリット・デメリットアクセス解析、ユーザー行動観察調査のメリット・デメリット

 先ほど触れたECサイトのケースでもユーザー行動観察調査を併用することでユーザーの行動理由(ユーザーの心理や背景)を明らかにし、効果的な改善をすることができました。調査の結果まだ商品を買うつもりのないユーザーが「購入する」ボタンを頻繁にクリックしていたことがわかったのです。これが高離脱率の原因でした。

 ユーザーは目的の商品をそのサイトで買うべきかどうか判断するために、商品情報ページで送料や納期を調べようとしていました。しかしうまく見つけることができず、「カートに書いてあるだろう」という期待からカートページを見ていたのです。

 結局このECサイトではカートページではなく、商品情報ページを改善することでカートページの離脱率が改善し、売上向上につながりました。これはアクセス解析だけで見つけるのはなかなか難しい改善方法です。

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