発表会の冒頭で、ドワンゴ代表取締役社長の小林宏氏が見せたのは、ニコニコ動画の収支を示すグラフ。青が収入、赤が費用を示しており、収支がとんとんになるには「月額1億円ほど足りない」(小林氏)という。月額の売り上げが2億円程度なのに対し、費用が3億円ほどかかっているためだ。
7月のところで費用が上がっているのは、7月4日に開催した新機能発表会イベント「ニコニコ動画大会議2008」で、「5000万円ほど使ってしまった」(小林氏)ため。さらに、今回のニコニコ大会議2008冬では「前回より予算が40%増えた」(ドワンゴ顧問の夏野剛氏)とのこと。つまり、このイベントには7000万円ほどがつぎ込まれていることになる。