ブラジルのリオデジャネイロで開催されていた「第3回子どもと青少年の性的搾取に反対する世界会議」で、ネット上の児童ポルノ閲覧を罰則対象とする「リオ協定」が採択された。
同会議はユニセフやNGOなどが主催する性的搾取の被害から青少年を守るための国際会議。3回目となる今回は、約140カ国の政府代表や国際機関、NGOなどの関係者約3000人が参加した。
採択された協定では、ネット上の児童ポルノを所持や販売だけでなく、ネット上でのアクセス、閲覧も犯罪とすることを提言。また、児童を対象とした性的描写のあるマンガやアニメも児童ポルノに含まれることなどが規定された。
今回結ばれた協定に基づき、各国は今後法整備を進めるなど、対応が求められる。
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