インターリンクは8月23日、日本ユニセフ協会が仮想世界サービス「Second Life」内で展開する「バーチャル・ユニセフハウス」の構築を全面支援すると発表した。
バーチャル・ユニセフハウスは、日本ユニセフ協会にある「ユニセフハウス」をモデルに、ユニセフの活動や世界の子どもたちの現状を知らせる広報活動を行う施設をSecond Lifeの中に実現したもの。ハウス内では、アバター用オリジナルグッズの無料配布や、緊急災害用の募金箱を設置し「リンデンドル」を利用した募金活動を実施する。
集められた募金は全額日本ユニセフ協会に寄付され、ユニセフの活動運営資金に充てられる。インターリンクは同協会の活動理念に賛同し、バーチャル・ユニセフハウスの作成、管理、メンテナンスなど、その過程で発生する全工程を代行することで、ユニセフの人道支援活動を支援する。
インターリンクは、環境保護や人道支援を行うさまざまな団体をバックアップするため、Second Life内に「八国山アイランド」を6月から管理、運営しており、バーチャル・ユニセフハウスも八国山アイランドに設置される。
バーチャル・ユニセフハウスをオープンすることで、日本ユニセフ協会は手軽にユニセフハウスを体験してもらうことや新規募金チャネルの拡大、認知の拡大などを見込むことができ、インターリンクは八国山アイランドの認知、拡大が狙える。今後もインターリンクは、八国山アイランドへの団体誘致および、団体の普及・啓発活動を積極的に推し進めるとしている。
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