演奏発表会で冒頭挨拶に立った専務取締役の村上達夫氏。右手に持っているのがガラスコーン。「ハリオグラスは1921年に創業したガラスメーカー。ビーカーやフラスコをはじめ、数々の耐熱ガラス製品を商品化してきた。
一方でガラス製品として難しいとされることにチャレンジしようと、楽器など他ジャンルの開発にも取り組んでいる。2003年には形状が難しいとされるガラスのバイオリンを制作。以降、2006年にはガラスの琴、2007年にはガラスの尺八を開発した。
こうした楽器制作の中から『音を鳴らすには堅いものが良い』ということを学び、それをいかして今回はガラスのコーンスピーカーを作った」と経緯を話した。