MM総研は11月26日、国内の大手インターネットサービスプロバイダー(ISP)のサービス品質について独自評価した「ISPのサービス品質格付け2008」の結果を発表した。
サービス品質は、各ISP利用者へのウェブアンケート調査、調査員によるサポート窓口への覆面調査、各ISPの提供機能調査の3種類を通じて評価した。
すべての評価項目を総合した「総合評価ランキング」では、@niftyが100ポイント中63.1ポイントを獲得し、調査対象ISP中1位となった。2位は61.1ポイントでBIGLOBEとなり、この2つが最高ランクであるAAAの格付けとなった。56.1ポイントで3位のOCN、56.0ポイントで4位のぷららはAAの格付けとなっている。
一方、「基本・付加機能」部門では、DTIが安定した評価を得て1位となった。2位は僅差で@nifty、3位はメールサービスの充実度やメールサービスの使いやすさ、ポータルサービスの充実度で高評価を得たYahoo! BBとなった。また、「セキュリティ・アメニティ」部門では、セキュリティサービスの充実度やスパムメールの少なさで評価が高かったOCNが1位となり、ぷららが2位、@niftyが3位となった。
電話やウェブ、メールなどを通じたサポートの方法や問題解決力を評価する「利用支援・サポート」部門では、電話サポート窓口のつながりやすさやメール対応の良さで高い評価を得たWAKWAKが1位を獲得した。2位はウェブサポートによる自力解決率や電話サポートの問題解決力で高い評価を得たBIGLOBE。3位はトラブル解決率で高い評価を得た@niftyとなった。
一般調査員およびMM総研による電話サポート窓口への覆面調査を通じて評価した「人的対応(ホスピタリティ)」部門では、一般調査員による覆面調査で高い評価を得たYahoo! BBが1位。2位にはBIGLOBE、hi-ho、OCNの3社が並んだ。
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