comScoreによる米国時間11月26日の発表によると、米国における2008年10月の総検索数が前月より7%成長したのに対し、YahooとMicrosoftの成長率はこれを上回ったという。一方、AOLは検索市場全体に遅れをとる結果となった。
10月に家庭、職場、大学から行われた検索の総回数は、前月比7%増の126億回。最も高い成長率を達成したのはYahooで、10月の検索数は前月比9%増の26億回だった。またMicrosoftでは、前月比8%増にあたる10億回の検索が行われた。
Googleは前月比7%の増加を確保したが、成長率ベースではYahoo、Microsoftの後塵を拝した。不振に悩むTime Warner傘下のAOLは検索数が前月比2%減となり、苦戦した。
成長を続ける米国検索市場で大規模なシェアを誇った企業は依然としてGoogleである。comScoreによれば、同社の市場シェアは前月比0.2%増の63.1%となった。
Yahooは市場2位の座を維持しており、前月比0.3%増に相当する20.5%の市場シェアを獲得。Microsoftは前月と同じ8.5%のシェアを維持した。
AOLは検索数だけでなく、市場シェアも減らした。AOLのシェアは10月に0.4%減少したとcomScoreは述べる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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