Microsoftが「Live Search」のブランド名を変更し、リニューアルを実施する予定だと複数のメディアが伝えている。
MicrosoftがLive Searchの新しいブランド名を検討しているという話は以前からインターネット上で流れていたが、LiveSide.netが米国時間11月23日に報じたところによれば、Microsoftは「Kumo.com」というドメイン名を取得し、Microsoft社内のテスト用サイトに使用しているという。
また、TechCrunchも同日、Microsoft内部からの情報として、この新ブランド名のサイトは2009年初めに立ち上げられる予定だと報じている。TechCrunchによれば、新しい名称に何が選ばれるかを知っている人は社内にもほとんどおらず、名前はまだ変わる可能性があるという。
新しい検索ブランド名がKumoになると確定したわけではないが、これらの動きを総合すると、Microsoftが以前のようなYahooの検索事業買収ではなく、自社の検索事業の活性化に力を注ぐことに決めたのはまず間違いない。
Microsoftが最近になってYahooの検索事業の中心人物を迎え入れる動きを見せたことも、自社の検索事業を強化する方針を示すもう1つの兆候だ。Microsoftは20日、Yahooの検索担当幹部であったSean Suchter氏を、「Live Searchに取り組む」同社のSilicon Valley Search Technology Centerのゼネラルマネージャーとして迎え入れたことを明らかにしている。
日本語で「雲」または「蜘蛛」を意味するKumoは、「Live Search」よりは間違いなくアピール度の高い名前だが、Microsoftの検索事業を活性化させるのにこれで十分と言えるだろうか。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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