ワインに関するポータルサイト「ワインアベニュー」を提供するイノベーションキッチンは11月20日、同日に解禁となったボジョレーヌーボーの味に関する発表を行った。
ワインアベニューはイノベーションキッチン提供する11月14日公開のワインのポータルサイト。味覚センサーを活用し、味を数値化したデータを提供する味香り戦略研究所のデータ提供により、約400本のワインデータを提供するほか、「ワインキュレ」と呼ぶワイン好きの一般ユーザーのレコメンドにより、ユーザー自身に最適なワインを探すことができる。
味香り戦略研究所の味覚センサーは、九州大学都甲研究室が開発し、インテリジェントセンサーテクノロジーが製品化したもの。うまみ、甘み、酸味、塩味、苦みと渋みという6つの要素を数値化して測定できる。
両社ではその味覚センサーでの計測データを元に、個人の味覚にあったワインを選別するアルゴリズムを開発。ユーザーに対しては10件の質問をもとに「Wild」「Impression」「Natural」「Elegant」の4つの属性に分類し、計測データと属性を元に、最適なワインやレストラン情報などを提供する。
今回発表されたボジョレーヌーボーの味に関する発表も、その数値化されたデータを使ったもの。味香り戦略研究所では2006年より計2万種類以上の食品に関する数値データを持っており、コンビニエンスストアなどで販売するボジョレーヌーボー各銘柄の味に関する2007年と2008年の比較は以下のとおりとなった。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス