今年のボジョレーヌーボー、どんな味?--イノベーションキッチンらが味を数字化して紹介 - (page 2)

岩本有平(編集部)2008年11月20日 20時51分

 調査結果によると、2008年のボジョレーヌーボーは全体として「飲みやすさ」が特徴になるという。両社では「後味のすっきり感や口に含んだ際のアタックが強いが、意外に軽いといった印象が中心となる。近年、味わいは『渋味』が低いほうへ遷移している」とコメントしている。

 また、会見では日本ソムリエ協会認定ソムリエの山崎雅之氏による4銘柄のコメントも紹介された。詳細は次のとおり。

  • シャルル・ドラピエ プレステージ・セレクション(セブン-イレブンにて販売)
    フルーツの香りが華やかで魅力的。少しスモーク、薫香がかかった香り、少し青いバナナのような香り、木イチゴがよく熟したような香りが中心。味わいは全体のバランス的に酸が強く渋みも少しある。
  • セレクション ギィ・サヴォワ(ローソンにて販売)
    焼いたバナナや焼き菓子のような香ばしい香り。酸も非常に強く、全体的な濃度もしっかりしている。
  • ドメーヌ・タロン(ファミリーマートにて販売)
    よく熟したバナナの香りが強い。少し熟した木イチゴの香りが中心。味わいは強すぎない酸とタンニンがそこそこある。
  • ジョルジュ・デュブッフ(サークルKサンクスやポプラ、スリーエフなどで販売)
    香りは蒸したバナナ、イチゴのドロップのような甘い香り。木イチゴのジャムを作るような甘く似た香り。酸が少し立っているが、全体的にまろやかでスタンダードな味。
今回調査対象となったボジョレーヌーボー4銘柄。左からシャルル・ドラピエ プレステージ・セレクション、セレクション ギィ・サヴォワ、ドメーヌ・タロン、ジョルジュ・デュブッフ※クリックすると拡大します

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