GMOインターネットが11月12日に発表した2008年1-9月決算は、営業損益が31億1600万円の黒字(前年同期は97億6900万円の赤字)だった。巨額の赤字を出していた金融事業を前期半ばに売却した効果が出た。金融事業を除いた比較でも、営業利益は実質20%増えたという。
売上高は金融事業売却で28%減の271億6400万円にとどまった。金融事業を除いた比較では実質15%増になったという。
事業別でみると、日本語検索サービスのJWord、SEOなどのSEMメディアやオーバーチュアとの提携による検索連動型広告などが好調で、インターネット集客支援事業が33.6%増の131億1000万円と大幅増収した。インターネット広告のNIKKOを5月に連結子会社にしたことも増収要因になった。部門の営業利益は11億3800万円と43%増えた。
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