GMOインターネットは9月4日、同社が運営するドメイン登録サービス「お名前.com」で、同サービスのユーザーを対象にセカンダリDNSサーバを無償で提供する「セカンダリDNS(DNSゾーン転送)」を開始した。
セカンダリDNSは、ユーザーが管理しているプライマリDNSサーバと、お名前.comが用意したセカンダリDNSサーバとで、運用するドメインに関する情報(ゾーン情報)を共有するサービス。プライマリDNSサーバーの情報を定期的にセカンダリDNSサーバーへ転送することで、ゾーン情報を同期させることができる。
独自ドメインの運用では、負荷分散や障害対策のために2台以上のDNSサーバを用意するのが望ましいが、運用コストの問題などにより、DNSサーバ1台でドメインを運用しているユーザーも多いという。
同サービスを利用することにより、DNSサーバの負荷を分散させることができるほか、プライマリDNSサーバで障害が発生した場合などに、ドメインの運用停止を回避することができるとしている。
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