個人のソーシャルネットワークに注目して検索結果をパーソナライズする新興の検索企業Delverが、Yahooのオープン検索プラットフォーム「Yahoo Search BOSS(Build Your Own Search Service)」に参加した。
BOSSに参加することで、規模の大きい検索サイトは、好みに合わせてカスタマイズされたYahooの検索結果(ただしYahooブランドは外されている)を利用し、それと引き替えにYahooの広告を表示するか、収益を分配する。Delverは、この検索結果を独自の技術と統合する計画だ。同社の技術は、プロフィールやブログ、ブックマーク、動画といったソーシャルサイトの公開コンテンツの検索結果を表示する。規模の小さいサイトや学術プロジェクトは、無料でBOSSを利用できる。
Delverの最高経営責任者(CEO)のLiad Agmon氏は、米国時間11月4日に発表した声明の中で、「Yahoo Search BOSSを利用すれば、ソーシャル検索と従来型のウェブ検索の検索結果をインテリジェントに統合するソリューションをユーザーに提供しながら、ソーシャルグラフの順位付けやインデックス化への注力を維持できる」と述べた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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