ALBERT、NCDや徳島大と「画像とイメージワードのマッチングエンジン」を共同開発 - (page 2)

 このエンジンには、類似画像検索システム「SUDACHI」の色特徴量抽出技術を用いている。商品画像の配色を解析し、イメージスケール上の色や色の組合せとの類似性を測定することで、商品画像とイメージワードの自動的マッチングを可能にした。

 イメージスケールとは、万人にほぼ共通なデザイン色彩感覚を、長年の心理的研究によって明らかにした、NCD独自の開発。個々の色彩とイメージ言語をWARM-COOL軸、SOFT-HARD軸からなる平面に表現し、等価変換することができるよう構成し、130色のカラーシステムとそれを組合せた配色パレット、180のイメージワードを用いている。

 また、徳島大学では、画像をはじめとする、さまざまな情報検索技術に関する研究を行なっている。ECにおける商品画像の背景除去など、類似画像検索システムSUDACHIは、ALBERTとの共同開発となる。

 ALBERTでは、共同開発第1弾となるレコメンドエンジンを、2009年1月に発表する予定だ。

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