Googleのパーソナライズドホームページ「iGoogle」が米国時間10月16日にアップデートされ、ウィジェットの「canvas view(キャンバスビュー)」をサポートするようになった。キャンバスビューとは、ウィジェットをiGoogleの画面いっぱいに拡大する機能のこと。
同機能に対応するのは、Googleが現在プロモーションを進めている16種類のウィジェット。16種類の中には、新規のウィジェットもあれば、従来版をアップデートしたものある。iGoogleグループプロダクトマネージャーJessica Ewing氏によれば、現在4万種類のiGoogle用ウィジェットが公開されているという。
Googleはキャンバスビューを使って収入を得る行為について制限を設けていない。そのため開発者は、自由にガジェットを作成できる。なお、ウィジェットが小さく表示される「home view」では、広告や、有料コンテンツが禁止されている。
(キャンバスビューの対応以外に)このたびのアップデートでは、ページ上部に表示されていたユーザーナビゲーションが左側の下の方に移動した。これにより、ページなどの情報が従来よりも多くナビゲーション部分に表示されるようになった。おかげで、iGoogleの動きが速くなったように筆者は感じた。
iGoogleのウィジェットは「Open Social」プラットフォームを利用して記述されるため、ソーシャルネットワーク用に作成されたアプリケーションをiGoogleで使うこともその逆も可能である。
Googleのほかのサービスと同様、iGoogleはプラットフォームに依存せずに実行できる。例えば携帯電話からiGoogleにログインすると、iPhoneを使っていようが、Android搭載電話を使っていようが、それぞれのデバイスの制約に対応したページが表示される。Ewing氏は、特定のモバイルプラットフォームに対応した、機能性の高い柔軟なアプリケーションを作成する計画については口を閉ざしている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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