米国時間10月9日、米Yahooの株価が1株当たり12ドル台まで下落し、2日連続で最安値を更新した。
Yahoo株は9日の取引で一時1株当たり12.47ドルまで下落したが、前日より8%強安い12.65ドルで引けた。
アナリストらは、Yahooの株価が最安値を更新するたびに、そこが投資家らの心理的節目になると指摘してきた。
Yahooの株価は8日の取引で13ドル台まで下落した。アナリストらは、ディスプレイ広告市場における同社の見通しついて厳しい見方をしており、さらに米国金融市場の見通しの暗い状態と不安定な経済状況を考慮し、懸念と嫌気が同社株に対して根強いようだ。
Yahooの株価は引け前の2時間に12ドル台に突入し、市場全体の下落とともに大きく値を下げた。
9日は、ダウ工業平均も心理的節目となっていた9000ドルを5年ぶりに割り込んだ。この日、ダウ平均は678.91ドル(7.3%)安と大幅に下落し、8579.19ドルで引けた。
またナスダック総合指数は約5.5%(95.21ポイント)安の1645.12で引け、S&P500インデックスも7.6%(75.02ポイント)安の909.92で引けた。
またテクノロジ業界を見ると、CNET Tech Indexの終値は、50.05ポイント(4.21%)安の1139.09だった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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