優れた起業家の功績を称え表彰する国際的制度である「アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー」(EOY)の第8回日本大会が10月7日に開催され、日本代表にウェザーニューズ会長の石橋博良氏を選出した。
ウェザーニューズは民間の気象情報提供会社として世界でも最大手で、30カ国以上でサービスを提供している。さらに、最近のインターネットの普及に合わせて、関連コンテンツを拡充していることが決め手になった。審査委員長を務めた早稲田大学教授の松田修一氏は、「一般の人からの情報を天気予報などのサービスに生かしているのはおもしろい」などと述べた。
ウェザーニューズは、春先の花粉の飛散状況や夏場のゲリラ豪雨の予想などに、会員からの情報を生かしている。天気予報という旧来型のビジネスにWeb 2.0的なCGMの概念を持ち込み、ユーザーの発信する情報を参加型のコンテンツに変貌させた。
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