UPDATE Advanced Micro Devices(AMD)は、財務内容の改善を狙い、費用がかさむチップ製造事業を切り離す。
AMDとAdvanced Technology Investment Company(ATIC)は米国時間10月7日、新会社The Foundry Company(仮称)の設立を中心とする大規模な事業再編計画を発表した。新会社はAMDのプロセッサ製造を引き継ぐ。この再編については、正式な発表に先駆け10月6日夜に報じられた。
アラブ首長国連邦のアブダビを本拠とするATICは、2008年に設立された。同社のウェブサイトによると、ATICは技術系の投資企業で、「アブダビ政府が完全所有している」という。
また、同じくアブダビが本拠のMubadala Developmentが、現在のAMDへの出資を19.3%へ増やす予定だ。同社のサイトによると、設立から6年目を迎えるMubadalaの「唯一の株主はアブダビ首長国政府」だという。
新体制移行に関する一連の手続きは2009年初めに完了する見込みだと、AMDとATICは述べている。
AMDとATICが10月7日に発表したプレスリリースの詳細を以下に掲載する。
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