「Google Maps」はこの1年間で、機能面におけるリードを拡大してきた。これは、Googleがモバイル検索で競合サービスに打ち勝つ助けになるだろう。Cowen and Co.のアナリストが米国時間9月29日に述べている。
アナリストのJim Friedland氏とKevin Kopelman氏は、「2007年7月に行った最初の調査から、(AOLの)『MapQuest』や『Yahoo Maps』のイノベーションは停滞している」と述べ、Microsoftは「Live Search Maps」を強化してきたが、同分野の上位4サービスのうちではシェアが一番低い状態だと語った。「YahooとMapQuestは、追随するためのリソースがなく、下降線をたどっている地図分野のフランチャイズを積極的に利益化せざるを得ない」(Friedland氏とKopelman氏)
どうしてこれが重要なのだろうか。なぜならば、Appleの「iPhone」やGoogleの携帯電話向けOS「Android」など多くの取り組みが、携帯電話にインターネットをもたらしている。そして、この市場には手つかずの広告売り上げが大量に残っているからだ。
「Googleは、地図分野に対する積極的な投資によって、モバイルインターネットにおける検索の支配的なシェアを獲得するポジションにつけている」と両アナリストは述べる。
両氏によると、Google Mapsの具体的な強みは、「Street View」や公共交通機関のルート確認などであるという。
Google Mapsはまた、英国の一部の地域で、交通量をモニタリングしたり予測したりするサービスを開始した、とGoogle Blogoscopedが指摘している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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