テレビ向けのネットサービス「アクトビラ」上で、映像を配信している「TSUTAYA TV」は9月29日、セル、レンタルと2種類のダウンロードサービスを開始すると発表した。12月より「アクトビラ ビデオ/ダウンロードサービス」対応機器でのダウンロードが可能になる。
TSUTAYA TVが提供するダウンロードサービスは「セルスルー」と「ダウンロードレンタル」の2種類。セルスルーは平均10Mbps、最大20MbpsのVariable Bit Rate(VBR)で配信され、視聴期限は無制限。ダウンロードレンタルは、セルスルー同様の配信ビットレートで視聴期限が設けられる。視聴期限や販売価格、配信作品などの詳細については、公表されていない。
現在TSUTAYA TVがストリーミングによるレンタルサービスは、平均6MbpsのConstant Bit Rate(CBR)で配信されており、今回のダウンロードサービスでは、より高画質なコンテンツを提供できるとのことだ。
アクトビラのダウンロードサービスは、2008年8月に発表された新サービス。サービス自体も12月以降の開始予定とされている。現在対応機器は松下電器産業のBlu-rayレコーダー「DIGA」3機種と、日立製作所の液晶テレビ「Wooo UT」4機種の全7機種となっている。
なお、TSUTAYA TVのダウンロードサービスに関するデモンストレーションは9月30日より、幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2008」のパナソニックブース、DIGAコーナーにて確認できる。
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