セプテーニ・クロスゲート、アドマーケットプレイスを本稼働--独自の広告商品も提供

岩本有平(編集部)2008年09月25日 19時55分

 セプテーニ子会社のセプテーニ・クロスゲートは9月25日、アドネットワークサービス「xmax(クロスマックス)」をアドマーケットプレイスとしてリニューアルしたことを発表した。取引開始は11月4日となっており、本稼働に向けて登録を受け付ける。

 xmaxは、成果報酬型のアドネットワークサービスとして2006年10月よりサービスを開始。同社のコンサルタントが広告主とメディアをマッチングすることが特徴だったが今回、PCやモバイルのオンラインメディアを中心に、新聞や雑誌、ラジオ、屋外広告など約1万アカウントのメディアネットワークを持つマーケットプレイスとして生まれ変わった。メディアや代理店、広告主はソーシャルネットワーキングサービス(SNS)状のインターフェースをもつxmax上で双方向の広告取引が可能になる。

セプテーニ・クロスゲート代表取締役社長の唐木信太郎氏 セプテーニ・クロスゲート代表取締役社長の唐木信太郎氏

 広告主は、オンライン・オフラインメディアにかかわらずxmax上から複数メディアを対象に出稿が可能だ。メディアが登録した属性情報をもとにして、年齢や性別、地域などターゲットを指定しての出稿ができる。

 媒体や広告枠の検索・選定から交渉、発注、入稿といった一連の作業のほか、媒体ごとの効果検証などもすべてxmax上で実行可能だ。今まで銀行振り込みのみだった決済手段についても、クレジットカードを追加し、中小規模の取引にも対応した。

 またこれまでの成果報酬型の課金手段以外に、純広告やクリック課金など幅広い課金手段を選べるようになった。一方メディアは、広告枠ごとに課金条件などを設定および変更できる。さらに広告主や代理店とメディアの直接交渉にむけて、メッセージの送受信機能もそなえる。

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